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2012年9月28日(金)~9月30日(日)グレートジャーニー・大いなる旅路 ~悠久の時空の中で生きる私たち~探検家・関野吉晴と語る私達の未来

人類の旅路 悠久の時の中で生きる 未来に何を求めるのか

700万年かけて世界中に移動していった人類のおおいなる旅路を、イギリスの考古学者ブライアン・M・フェイガンが『グレートジャーニー』と名付けました。私たち人類の先祖であるとされている猿人は、700万年前にアフリカ大陸で生まれ、その後生まれた原人、さらにホモサピエンスと進化し、シベリア~アラスカを経て南米大陸にいたる5万キロの旅をしました。そのルートを探検家・関野吉晴さんは、南米最南端の島ナバリーノ島から出発し、アフリカ大陸タンザニア・ラエトリまで、自らの腕力と脚力だけをたよりに約10年の歳月(1993年~2002年)をかけて旅しました。また2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやってきた人々」を開始、シベリアから稚内までの北方ルート、ヒマラヤから朝鮮半島、対馬までの南方ルートを踏破、さらにインドネシアから石垣島までの丸木船による4700キロの海のルートの旅を行い、昨年6月にゴールしました。

5年10年という短いスパンではなく、数百万年といった悠久の時の中で生きているという身体感覚を持つことによって、体験する世界、そして見えてくる世界が変わってくるのではないでしょうか?目先の心配事にとらわれるのではなく、今ここに生きている実感を持って日々を生きること。私たちが求めている幸せとは、いかなるものなのか?5万キロを越える旅路を終えた探検家とともに、自由に感じ・考え・自分のものとする時間を持ちませんか?

初日は、関野さんに長い旅路の中で出会った多くの人々や文化・出来事から得た知恵や気づきを、写真のスライド上映を交えて語っていただきます。
二日目の午後には、養生園代表・福田俊作とのトークセッションを行います。二十歳の頃に自転車で北半球一周旅行をした福田は、その旅の経験を元に養生園を始めました。二人の旅の記憶や経験が交差し、何が飛び出すかは未知数ですが、旅の中で感じてきた太古からの人間の中にある感覚や知恵をもとに、これから私たちが未来に何を求め生きていくのか? についてお話を伺う予定です。

こうしたスライドトークやトークセッションの合間に、関野さんと食卓を囲む・大きな宇宙や私たちが暮らす地球に思いをはせながらの原生林散歩・焚き火を囲む夜の会、温泉での入浴など、身体と心でじっくりと感じる二泊三日のプログラムです。今、ここに生きていること、脈々と引き継がれている人間の営み、これからどう生きていきたいのか? 穂高の自然の中でじっくりと感じる時間を持ち、これからの生を、新しい感覚で体験するきっかけになるようなワークショップです。自分の身体の中にある原始的な感覚に耳を傾けて、自己の内側の大きな世界に触れる時間を楽しみましょう。

日程:
2012年9月28日(金)~9月30日(日)(2泊3日)
参加費:
43,600円(ワーク料金、食費、宿泊費、全て含みます)
講師:
関野吉晴(探検家)・福田俊作(穂高養生園代表)

ワークショップスケジュール

1日目

~14時集合
チェックイン後、里の家にて入浴後、森の家に移動
■16時半
ワークショップのスケジュール説明、自己紹介
■夕食
森のキッチンにて
■19時半
木と人ホールにて、スライドトーク『グレートジャーニー~悠久の時空の中で生きる私たち~』

2日目

■7時
原生林の森を歩く~カフェでのティーブレイク
■朝食
森のキッチンにて
■12時半
トークセッション『我々のグレートジャーニーとは?』関野吉晴×福田俊作
※関野さんは、トークセッションまでとなります。
■ティータイム
■夕食
森のキッチンにて
■19時半
アースバックハウス広場にて、焚き火を囲んでのフリートーク・福田俊作

3日目

■8時
木と人ホールでヨガ
■9時半
荷物をまとめる
■10時30分
朝食
■12時
森の家にてシェアリング
■14時半
解散
関野吉晴

関野吉晴

1949年1月20日東京都墨田区生まれ。
1982年横浜市立大学医学部卒業。

一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。医師(外科)となって、武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院などに勤務。その間も南米通いを続けた。

1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002年2月10日タンザニア・ラエトリにゴールした。

2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」を終え、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」は2011年6月13日にゴールした。

1999年 植村直己冒険賞(兵庫県日高町主催)受賞
2000年 旅の文化賞(旅の文化研究所)受賞
現在、武蔵野美術大学教授(文化人類学)

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