2013年9月26日(木)~9月28日(土)アレクサンダーテクニーク
~からだとこころ
自分を癒し、声を通して新しい世界を見つけるためのワークショップ~

緊張を手放し、本当にこころをひらいて話すとき、声は澄んで深くなり、からだは解放され、 自分と世界との間に、深く新しいつながりをもたらします。
様々なヴォイスワークとアレクサンダー・テクニークを学び実践されているヴォーカリストの鈴木重子さんを迎え、こころとからだの緊張を手放し、ナチュラル で深く、存在感のある、そのひとの「本当の声」を、共に探していくワークショップを今年も行います。
- 日程:
- 2013年9月26日(木)~9月28日(土)(2泊3日)
- 参加費:
- 43,000円
(講習費、宿泊費、食費、プログラム参加費のすべてを含みます - 講師:
- 鈴木重子 安納献
アレクサンダーテクニークとは
「こころとからだの使い方」を見直すためのメソッドです。自分で自分のじゃまをしている不必要な思い込みや癖、緊張に気づき、それをやめていくことで、こころとからだを解放し、その人本来の楽さ、自由さを取り戻します。
重子さんに聞いてみましたー 「本当の声」ってどんなもの?
「本当の声」ということばで、私は、よどみなく深く静かな、そのひと自身の「存在」に近い響きを思い起こしてもらおうと願っています。例えば、鐘が鳴るの は、鐘が空中で自由に振動できるからですよね。もし、側面を手で押さえてしまったり、中に詰め物をしてしまったりしたら、鐘は鳴らなくなってしまいます。 同じように、こころのなかに、恐れや葛藤、表現を許されていない何かがあると、からだは緊張します。すると声を出す楽器でもあるからだは、振動できる自由 を失い、声はくもったり、とどこおったりしてしまうのです。こころとからだの緊張をとり除くことで、からだはふたたび、響きを取り戻し、流れ出す声ととも に、いま、ここにいる、ありのままの自分とつながることができるようになるのです。
ワークショップスケジュール
※スケジュールは、若干変更する可能性がございます。
15時までにチェックインをお済ませ下さい。チェックイン後、里の家で温泉入浴、森の家へ移動します。
9/26
- ■14時
- チェックイン開始・入浴を済ませ森の家へ移動
- ■17時半
- 夕食
- ■19時~21時
- オリエンテーション・レッスン1
9/27
- ■8時
- 森林散歩
- ■10時半
- 朝食
- ■12時~16時
- レッスン2
- ■入浴
- ■17時半
- 夕食
- ■19時~21時
- レッスン3
9/28
- ■8時
- レッスン4
- ■10時半
- 朝食
- ■12時半
- シェアリング
- ■14時
- 解散

講師の鈴木重子さんからメッセージ
あなたは、自分の声を聴いたことがありますか?
あなたは、どんな声が好きですか?
あなたは、どんなふうに話すとき、自分自身をここちよく感じますか?
ひとのからだは、声が通るパイプのようなもの。
きれいにおそうじをして、詰まりを取り除けば、
そのひと本来のいのちに満ちたひびきが流れ出します。
自分自身の奥底から、真実の声で話すとき、
私たちの間には、驚くようなつながりが生まれるのです。
このワークショップでは、‘からだに還る’ことで、緊張や疲れを癒し 呼吸と声を解放することによって、自分と世界の新しいあり方を、一緒に探していけたらと願っています。
歌を歌われる方や、朗読をされる方はもちろん、声を通して、ふたたび自分を見つけたい、すべての方におすすめします。 動きやすい服装でお越しください。読みたいもの、歌いたい歌のある方は、どうぞお持ちください。
鈴木重子
ヴォーカリスト。いのちの響きを紡ぐ歌い手。 アレクサンダー・テクニーク認定教師。
幼い頃からピアノや声楽に親しみ、東京大学在学中、司法試験への挑戦を続けながら、自身の歩む道を模索。
「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。
95年、メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。以後、多くの作品を発表。さまざまなジャンルの曲 を、独自のスタイルで表現し、常に自身と対峙する姿は、多くの人々から愛されている。やさしく力強い、澄んだ歌声は、聴き手のこころを静かな場所へといざ なう。1999年より、アレキサンダー・テクニークを、国内はもとよりイギリス、スイス、アメリカ合衆国など世界中の名師に師事。さまざまなヴォイスワー クやボディワークを学ぶうちに、からだとこころ、そしてひとや自然との関係に目覚める。音楽のみならず、ワークショップやセッションを通じて、「ここちよい生き方」を分かち合っている。