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2017/6/23(金)-6/25(日)ヨーガと自然療法 ~インドに学ぶ、ひとの健康的生活の原点~

ヨーガと自然療法 ヨーガと自然療法 ヨーガと自然療法

このワークショップは、インドにおける自然療法の専門医であるR.V.二サル先生から、インドで実践されている自然療法の基本について学ぶプログラムです。さらにヨーガと関連付けながら、自然と調和したひとととしての健康的生活の原点を確認していきます。

身体に本来備わっている自然治癒力を活用して病気治療・健康回復に取り組む自然療法は、自然医学(ナチュラル・メディスン)の原点です。

悠久の歴史を持つインドは代替医療のリソースの宝庫。
インド政府のAYUSH省(旧厚生省AYUSH局)の医療政策でも、自然療法はヨーガとの組み合わせで正式な「医学体系」として認定・制度化されています。

19世紀にドイツで発祥し、当時ヨーロッパに広まった自然回帰運動(Return to Nature)と共鳴しながら発展してきた、体系的な近代自然療法。
インドでは”独立の父”マハートマー・ガーンディーにより提唱され、インド独自の人間観・自然観と融合しながら、合理的で経済的な医療体系として整備されていきました。
インドでの自然療法は単に代替医療のひとつではなく、『自主自尊・自助努力・共存共栄・自然との調和生活』を提唱する「ガーンディー思想」の背景があります。

また、 ヨーガを学ぶときに自然療法の基本も学ぶことが有利です。
一般にインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」がヨーガと深い関係のように思われがちですが、インド政府の医療政策では、ヨーガはむしろ自然療法との組み合わせで推進されています。
自然療法は「ドラッグレス・セラピー」とも呼ばれるように、自然界に存在する素材のみを治療に用いますが、アーユルヴェーダは薬草や鉱物で作られる人工的で高価な医薬品を多用するため、お互いに全く異なるアプローチといえるのです。自然療法とアーユルヴェーダの違いを知っておくことも有益です。

ワークショップでは、このような自然療法の概論、思想、ヨーガとの関わりを学ぶとともに、自然界を構成する「5元素(パンチャ・マハーブータ)」の特性を理解し、適切な手法で身体に作用させることで、それらの相互作用のバランスを回復させて行く具体的な方法論、そしてインドにおける自然療法の臨床例などについて講師のニサル先生より紹介していただきます。

「5元素(パンチャ・マハーブータ)」とは

次の5つを指し、コンセプトのルーツはウパニシャドまで遡ります。

  • - 虚空(アーカーシャ)
  • - 風(ヴァーユ)
  • - 火(アグニ)
  • - 水(アープ)
  • - 土(プルティヴィー)

日程:
2017年6月23日(金)~25日(日)
参加費:
53,000円 [2泊3日](税込)
講師:
ラヴィンドラ・ヴァサント・二サル(Ravindra Vasant Nisal)
講師/通訳:
相方宏・ひで子

※キャンセル待ち多数のため、受付を終了します。

ワークショップスケジュール

1日目

■13時
集合
■14時
木と人ホールへ移動
■14時半
オリエンテーション
■16時半
入浴
■17時半
夕食
■18時半
入浴
■19時半
講義1
■22時
消灯

2日目

■6時
木と人ホールへ移動
■6時半
メディテーション
■7時
ヨーガ実習
■9時
ティーブレイク
■9時半
講義2/小グループディスカッション&コンサル
■10時半
朝食
■12時半
講義3/小グループディスカッション&コンサル
■14時
ティーブレイク
■15時
自由時間・入浴
■17時半
夕食
■18時半
入浴
■19時半
講義4
■22時半
消灯

3日目

■6時
木と人ホールへ移動
■6時半
ヨーガ実習
■8時半
移動・荷物整理
■10時半
朝食
■12時
講義5
■13時
解散
  • ※ヨーガ実習は相方宏・ひで子先生よりおこなっていただきます。
  • ※都合によりスケジュール等変更になる場合がございます、ご了承下さい。
ラヴィンドラ・ヴァサント・二サル

講師紹介

ラヴィンドラ・ヴァサント・二サル(Ravindra Vasant Nisal)

1950年生まれ
1974年プネー大学アーユルヴェーダ学部卒(B.A.M.S.)
1979年プネー大学医学部卒(M.B.B.S)
1980年インド最大のNGO団体BAIFの二サルゴプチャール・アシュラムに勤務
2011年二サルゴプチャール・アシュラムの所長を退職、現在は非常勤の上級メディカル・アドバイザー

西インド・マハーラーシュトラ州のプネー郊外のウルリカンチャンにある「ニサルゴプチャール(自然療法)・アシュラム」は、1946年にマハートマー・ガーンディーによって設立されたインドで初めての滞在型の自然療法の医療施設です。
(https://nisargopcharashram.org/)
後に、二サルゴプチャール・アシュラムを母体として、インド最大の農村開発のNGO団体BAIF(http://www.baif.org.in/index.asp)が発展しました。
ニサル先生はプネー大学のアーユルヴェーダ学部・医学部の両方を卒業後BAIFに参加、ガーンディー主義のソシアルワーカーとして、ニサルゴプチャール・アシュラムで自然療法の臨床と啓蒙活動で活躍され、2011年の定年退職後は上級メディカル・アドバイザーとして後進の指導に当たられています。(https://nisargopcharashram.org/dr-ravindra-nisal/)

相方 宏

相方 宏(あいかたひろし)

1959年広島生まれ。
東京外語大インド・パーキスターン学科卒
インド・マハーラーシュトラ州のカイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ卒
プネー大学哲学科修士課程修了、博士課程未完。1995−7年インド政府給費奨学生
近代ヨーガのパイオニアである「スワーミー・クヴァラヤーナンダ(1883-1966)」 のスタッフだった「M.L.ガロテ博士(1931-2005)」に師事。ガロテ博士が設立した「ロナウラ・ヨーガ研究所」のプログラム・コーディネー ター。1998年よりタイランドの大学でヨーガを医療・教育分野に導入する仕事に従事。MCB財団タイ・ヨーガ研究所共同ディレクター(http://www.thaiyogainstitute.com/)、 シーナカリン・ヴィロード大学人文学部哲学宗教学科ヨーガ研究室講師。
1年をインドでの「研究期間」とタイの大学での「仕事期間」に割り当てながら、ヨーガをテーマとしたインド研究とアジアの精神性の探究を続ける。
日本では2008年より穂高養生園で合宿セミナーを実施。

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