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2019/6/15(土)-6/17(月)伝統的なヨーガの
理論と技術に親しむ
《C日程》ヨーガと共にある生活編

ヨーガの実践 講義の様子 ヨーガの実践

《C日程》 のテーマは「ヨーガと共にある生活」です。
あえて理論の座学は行わず、生活のなかのヨーガを体感し、無理なくヨーガを続けて行くヒントを参加者のみなさんと共有して行きます。

自分の未来を自分で創るために、常に身心をヨーガで最適化するライフスタイルに近付くことは、 最もすぐれたアプローチのひとつと言えます。

しかし、ヨーガの良さは判っていても、実際に日常の生活で無理なくヨーガを実践して行くような工夫は、ヨーガを志向する人みんなの課題でもあります。

忙しい毎日で2時間の実習を確保することはむつかしいですし、かといって週1回のヨーガクラスに通うだけでは足りないものがあります。
食事、運動、浄化、呼吸、瞑想、考え方…。
いわゆる「修行的」な特殊なものとしてヨーガを扱うのではなく、人生のよき伴侶としてのヨーガとの付き合い方を提言して行きます。

日程:
《C日程》2019年6月15日(土)~17日(月)[2泊3日]
参加費:
48,000円
*宿泊費、食費、プログラム参加費のすべてを含みます。
講師:
相方宏・相方秀子
レベル:
一般向け(初心者から経験者)

ご予約はこちら

※例年、ワークショップ直前にキャンセルされる方が多く見受けられます。申し込み前にご自身のスケジュールの確認をお願いいたします。  

《C日程》 ワークショップスケジュール

1日目

■13時
集合
■14時半
オリエンテーション・実習
■16時半
入浴
■17時半
夕食
■19時半
ヨーガ談話
■22時
消灯

2日目

■6時半
メディテーション
■7時
実習
■9時
ティーブレイク
■10時半
朝食
■12時半
原生林散歩
■14時
ティーブレイク
■15時
自由時間・入浴
■17時半
夕食
■19時半
ヨーガ談話
■22時半
消灯

3日目

■6時半
実習
■9時半
荷物整理
■10時半
朝食
■12時
シェアリング
■13時
解散
  • ※都合によりスケジュール等変更になる場合がございます、ご了承下さい。

【伝統的ヨーガの理論と技術】

ヨーガの歴史は古く、そのルーツはインドの精神的修行法として伝承されて来た身心統合・精神統一の方法論にあります。1920年代にヨーガの学術的研究が西インド・マハーラーシュトラ州のロナヴァラに設立されたカイヴァリヤダーマ研究所で着手されたことで、サイエンスをベースとした近代的ヨーガが一般社会の医療・教育分野に浸透して行くプロセスが始まりました。1960年代以降、ヨーガはある種の神秘的な装いを纏うインド発の健康法として諸外国にも広く伝搬されて行き、日本にも1960年代からヨーガが紹介されて来ました。日本では1990年代にヨーガが絡む大きな社会的スキャンダルによる停滞がありましたが、近年再びヨーガ・ブームと呼べる時期が到来しています。

しかし、ヨーガは無限とも言える多様性を許容するインドの宗教文化に伝承されて来たため、誤解や混乱も多い分野です。特に、基準となるスタンダードな理論や技法への認識の不足が、しばしばヨーガの常識的な理解や社会的受容への障害になって来ましたし、ヨーガにまつわるスキャンダルの温床にもなっていました。

ヨーガの本家インドでは、インド国外でのヨーガの恣意的な解釈や行き過ぎた商業化、またインド国内でのヨーガへの関心の高まりから、2008年にモラルジデサイ国立ヨーガ研究所(MDNIY)主導によりインド・ヨーガ協会(Indian Yoga  Association)が結成され、ヨーガのスタンダード化とヨーガ教育課程へのガイドラインを策定する作業が着手されました。

そして、2014年にヒンドゥー民族主義系のインド人民党(BJP)政権が成立したことで、積極的なヨーガの国策化が進められると同時に、ヨーガを世界的な文化戦略のツールとする政策が進行中です。2015年から国連で「6月21日」が「世界ヨーガ・デー」として制定されたことに合わせて、モラルジ・デサイ国立ヨーガ研究所(MDNIY)から「ヨーガ共通手順(Common Yoga Protocol)」が提示され、同時にインド政府AYUSH省ではQCI(Quality Council of India/インド品質協会)の設計によるヨーガ検定試験制度が導入、2017年には公式ガイドブックも出版されました。また、インド国内の各大学にヨーガ学科の開設が推進されるなど、本家インドではヨーガを巡って「地殻変動」とも言える環境変化が起きています。グローバル・レベルでも「WHO(世界保健機構)」によるヨーガの認知とスタンダード化が進められています。

わたしたちがこれからもヨーガと関わって行く限り、インドで現在進行中の動向を無視することは出来ないでしょう。とかく今までヨーガには実体のない「鵺(ぬえ)」のようなところがありましたが、ヨーガに関する客観的で公的な基準が明確になって来たことで、今後どのような距離感でヨーガと付き合って行くかの考察と具体的な対応が可能になって来ました。またインド側が「ヨーガはインドの伝統文化である」という主張を前面に押し出して来たことで、ヨーガと健全な関係を築いて行く上での日本人としての文化性や主体性も問われて来ています。

現在インドで進行中のヨーガのスタンダード化も、1920年代からロナヴァラに蓄積されて来た学術的なヨーガのリソースを土台としています。日本でも、今後も健全なヨーガの活動が持続的に発展し、ヨーガによる恩恵が提供されて行くには、常にインドの伝統的リソースに基づいたニュートラルで学術的なヨーガの知識を確認して行くことが有益です。各個人の多様な関心に答える柔軟性もヨーガの特性のひとつですが、どのようなスタイルのヨーガに興味を持つ場合でも、ある段階でロナヴァラに蓄積されて来たヨーガのリソースについて知って行くことは望ましいステップと思われます。

2008年から着手された「伝統的ヨーガの理論と技術」というアプロ―チは、ヨーガとライフワーク的な付き合い方を志向されている方、インドへのヨーガ留学を考えている方、またインド政府AYUSH省のYCB/QCIヨーガ検定試験の受験を考えている方へのサポートとなるよう最適化が進められています。

相方 宏

講師プロフィール

相方 宏(あいかたひろし)

広島生まれ。東京外語大インド・パーキスターン学科卒、インド・マハーラーシュトラ州のカイヴァリヤダーマ研究所付属カレッジ卒(DYEd1990-91)、1991-93年プネー大学哲学科修士課程(M.A.)修了、博士課程(Ph.D.)退学。1995−7年インド政府給費留学生(ICCR)、1996年インドの大学講師資格試験通過(SET/哲学)。近代的ヨーガ研究のパイオニアであるスヴァーミー・クヴァラヤーナンダ(本名ジャガンナート・グネー:1883-1966)が1924年に設立したカイヴァリヤダーマ研究所の主要スタッフであったマノハール L.ガロテ博士(1931-2005)に師事。ガロテ博士が1996年に設立したロナヴァラ・ヨーガ研究所のプログラム・コーディネーター。また、2014年に開講されたカイヴァリヤダーマ研究所のオンラインコースのメンター。1998年よりタイランドの大学でヨーガを医療・教育分野に導入する活動に従事(シーナカリンヴィロード大学哲学宗教学科、ソンクラー大学看護学部)。2004年よりMCB財団タイ・ヨーガ研究所共同ディレクター(http://www.thaiyogainstitute.com/)。1年をインドでの「研究期間」とタイの大学での「仕事期間」に割り当てながら、ヨーガをテーマとしたインド研究とアジアの精神性の探究を続ける。近年は広い意味での仏教的精神性とヨーガの統合的理解へ注力中。日本では2008年より穂高養生園で合宿セミナー・シリーズを実施。

相方秀子(あいかたひでこ)

東京生まれ。1987年より、夫とヨーガの探究生活に入る。1990年よりインド・タイ在住、インドやアジア諸国に伝承されている健康の維持増進の方法論についての研究と活動。公私に渡り、夫の研究と仕事をサポート。ヨーガをテーマとして、インドやアジアの仏教国での自然と同調した伝統的な女性の生き方についての洞察がライフワーク。 

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