2024/9/27(金)-29(日) 森に、自分に、息づくリトリート～ぼくらの暮らしと遊びと～

世界中を旅し 暮らしに還る...

音楽や料理　ものづくりなど
多岐に渡る佐々琢哉さんの独自性溢れる創造に触れてみたいと
森にお招きしました。

彼の暮らしのなかに息づいている
生み出す力、ものづくりのプロセス、そこにある願い...

そんなヒトコマに
集まった一人一人が出会い
一緒に遊べたらと思います。

秋の気配が近づく森で集えることを
心から楽しみにしています。

＝佐々琢哉さんよりメッセージ＝

ぼくは、いままで、たくさんの旅をしてきました。

その旅の過程で、料理や、音楽、もの作りなど、
さまざまなことを独学で学びました。

旅をしていて、
新しいものに出会い、
楽しそうだと興味を持ち、
楽しいままに行動を起こしていたら、
それがいつしか身についていて、
だんだんと、人前で表現をする機会が増えてきて、
そしたら、それがいわゆる職になっていたということの繰り返しです。

このプロセスを独学と呼んでいます。
独学の方法を、旅路で見つけたんですね。

そして、このプロセスを無心にやっていたら、
結果、いろいろなことをやる人になっていたんですね。

それが、いまの、わたしです。

＊

さて、今回は３日間のリトリートということで、いつもは、料理、音楽、もの作りなどなどと、それぞれ別の機会で表現していたことを、まとめて体系化づけてお伝えできる機会にワクワクとしています。自分のとって初めての試みなので、正直、ドキドキもしていますが。

体系化づけるとは、『異なる対象であっても、なにか、その中心に共通するものがある』という気がしていて、『その中心さえ大切にしていたら、どんなことにも応用できるのではないか』というあらすじに線に引いてみたいとの試みです。そんな、ある共通の「在り方」を、この３日間でいろいろな表現を通してみなさまとシェアできたらと思います。

そして、「暮らし」ですね。いまでは、いままでやってきたさまざまな表現や学びを一括りにした場を、「暮らし」と位置付けています。学びの場が「旅」から「暮らし」に変わったのですね。旅が楽しかったように、暮らしも楽しいですよ！それは、学んでいますから！学ぶって、ほんとうに楽しいです。それは、自分で発見して、感じて、考える、あくまで主体的な楽しい学びです。子供は、学ぶのほんとうに上手ですよね、楽しそうですよね！

そう、学びの中には、自然から学びたいとの大きな気持ちも含まれています。その思いによって、２０代の頃は、世界中を旅して大自然に身を晒してきました。そして、いまは、定住したことによって、定点観測からのより精妙な自然からの学びを得ているような感覚です。この自然という大きな教科書は、自分の意識の在り方によって、さまざまな教えを授けてくれるのですね。つまりは、発見ですね。発見からの学びですね。みなさまと３日間を共に過ごし、意識を緩め、広げ、養生園の原生林の森の中を歩けることが楽しみです。どんな、新たなページに出会うかしら。

＊

といった感じです。
そんな、３日間をみなさまと過ごせたらとイメージしています。

なので、ぼくとしましては、みなさまにとっての講師や先生という立場でなくて、「ねえ、これして遊ぼうよ！」と言って、自分が見つけた楽しい遊びを、お友達と一緒にやってみたいという気持ちです。そして、その過程の中から、みなさまの内側から生まれてくる静かな歓喜の声にも、耳を澄せていたいです。それは、自分にとっての一番の喜びは、自分の見つけた方法に価値をおくことよりも、そのことをきっかけとして、その人の内側から何か美しいものが生まれてくる瞬間に立ち会えることだからです。

共に表現する喜びや、学びを見つけ、
その純粋なこころの種に、お互いに水やりし合えるものとして、
この３日間を過ごせたらと思います。

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日程：

2024年9月27日（金）～29日（日）

参加費：

60,000円（2～３人相部屋）
74,000円（1人部屋）

ご宿泊：

森エリア・里の家

最小催行人数：

5名

案内人：

佐々琢哉（ささたくや）

• ＊参加費にはプログラム参加費、宿泊費、食費、繁忙期料金、消費税10%のすべてを含みます。

★ゆっくりと養生園の滞在を楽しみたい方には前泊・延泊がおすすめです。新棟、里の家ともに１泊～可能。ご予約時にお知らせください。

ご予約はこちら

※定員に達したため、キャンセル待ち受付となります。

• ※プログラムへの参加は自由です。心身のおもむくままにお過ごしください。
• ※プログラムは天候などによって内容が変更になる場合があります。

案内人プロフィール

佐々琢哉：（ささ たくや）

1979年東京生まれ。二十歳の頃より、中米馬旅１年を含む世界60カ国以上を旅する。旅の暮らしより、料理、音楽、靴づくりなどを独学で学んでいく。2013年高知県四万十川のほとりへ移住、自給自足を志す。2020年夏から絵を描き始める。著書に『ささたくや サラダの本』（エムエム・ブックス）、『TABIのお話会』『暮らしの影』（ともにTABI BOOKS）。