穂高養生園メールニュース vol.272 2025/5/30〈芒種:うつくしさが満ちた森から〉
ホリスティックリトリート穂┃高┃養┃生┃園
www.yojoen.com
森にしとしとと
静かな雨粒が降りています
葉を濡らし、土を深く潤して
新緑を濃い緑に変化させ
草木や作物を成長させる甘露の雨
雨上がりの森
木漏れ日は踊り
葉にのこる雫が光を弾いて
うつくしさが満ちた森から
おたよりをおおくりします
もくじ
=朝食、どうしてる?
=ハーブのシーズンがはじまりました
=こころをケアする、安心の手だて
竹内想子とはじめるヨーガ・セラピー
=2025年ワークショップ
お盆のワークショップ募集を開始しました
=お久しぶり!子どもたちのワークショップです
=おうちYOJOENからあたらしいおしらせ
=『森のくらしのボランティア』募集
=編集後記
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=朝食、どうしてる?
――――――――――――――――――――――
最近、どんな朝食を食べていますか。
朝のルーティーンはありますか。
体内時計をリセットしたり、集中力を高めたり、
メンタルヘルスのためにも
朝食は大切にしたいじかんです。
と、わかってはいても忙しい日々、
朝食はなおざりにしがちですよね。
養生園のゲストやスタッフにきいてみても、
朝は食べない人、パンだけの人なども多いようです。
そこでご紹介したい、ひとつのアイデアがスープ。
養生園キッチンスタッフの鈴木愛の本でも
紹介されている、「甘い野菜のスープ」を
数日分ストックしておいて、毎日味付けを展開して
いただく方法です。
*くわしくは書籍「心と体をととのえる 玄米菜食ごはん」
をご覧ください。
材料は4種の野菜だけで出汁いらず。
まとめてつくっておけば、朝食だけではなく、
夕食にも味を変えていただけます。
いつものパンやお米、パスタに
抗酸化作用たっぷりの甘い野菜のスープをそえて。
ときにお肉や野菜を入れてもおいしく、
食卓が一気に豊かになって、かんたん。
ぜひためしてみてほしい方法です。
そして、なによりも大切にしたいのは
日々、食べる時の自分の感覚にこころをおくこと。
おいしいと感じているかな?
ここちよく感じているかな?
今朝の胃腸はどんな感じかな?
自分にぴったりの朝食はそうした問いかけから
見つかっていくのかもしれません。
〔スープ朝食のこと〕
穂高養生園では、毎週火木土曜日はスープ朝食を
ご用意しています。
おうちでも実践しやすく、体にもやさしい
スープを中心にして食卓を実際に
体験していただけたらとおもいます。
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=ハーブのシーズンがはじまりました
――――――――――――――――――――――
里の家のとなりのハーブガーデンに
ローズダマスクやハマナス、カモミールの花が
咲きはじめました。
いよいよ今年のハーブのシーズンの開幕です。
収穫すると、手にうつる香りだけでこころ癒され、
お茶やハーバルサウナ、お菓子に利用することで
身体のなかにもハーブをとりいれてゆきます。
今年は、あたらしい自然菜園の
一番下のエリアにもハーブガーデンを拡張して
たくさんのハーブを育てています。
いままで気づかなかったハーブや
まだ利用したことのないハーブにも
ぜひ触れてみてください。
このときにも自分の感覚を大切に。
好きだなと感じる香りには
今、あなたが必要としている成分が
含まれているかもしれません。
ーーーーー森のデトックス2025年・ハーブ【空室わずか】~ともに手放す、軽くなる、~
2024年6月6日(金)~8日(日)〔2泊3日〕
ほんとうは手放したいのにできないもの、ありませんか。
人間関係やこだわり、たまってしまったいらない物たち。
森のなか、手放し、軽くなる時間をともにすごします。
案内人:穂高養生園森のスタッフ
くわしくはこちら
https://www.yojoen.com/workshops/detox.html#main
ーーーーー
ハーブガーデンのくすりばこ
月に1回、ハーブにまつわるお昼のプログラムを開催しています。
開催日程:6月10日、7月8日、8月5日、9月9日、10月7日
時間:15:00~16:00
くわしくはこちら
https://yojoen.com/events/herb.html
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=こころをケアする、安心の手だて
竹内想子とはじめるヨーガ・セラピー
――――――――――――――――――――――
竹内想子さんを講師に迎え、ヨーガをベースにしたセルフ・ヒーリングのワークショップを開催します。
いま、ストレス度合いをイメージしたとき、ストレスの水量はあなたの体のどこまできていますか。かかとのあたり、膝のあたり、それとも腰のあたりでしょうか。もし、膝よりも上に水量がある方はどうか早めに森のなかにいらしてください。最近、ごはんがおいしく感じられない、そんな方もこころの負荷がおおきいタイミングかもしれません。
まずは、森のなかで心身をリセットして。いつでもどこでも、自分で自分にしてあげられることがある。たしかな歴史が証明する、安心なヨーガ・セラピーのお守りをナース・想子とともに手にしましょう。
今年は、想子さんがオーガナイザーとして参加した、144年に一度のヒンドゥー教の祝祭(なんと4億人が沐浴したという!)「マハー・クンブメーラー」のお話会も。
穂高養生園のおおきな森のなか日常生活のなかでがっちり固定された意識、常識をすっぱり切り離して、インド伝統文化の異世界へ。そんなことからこころのケアをはじめられたらと思います。
ーーーーー
2024年7月11日(金)~13日(日)
竹内想子とはじめるヨーガ・セラピー
~こころをケアする、安心の手だて~
講師:竹内想子〔インド政府Ayush省認定YCB Yoga Master/
アーンドラ大学 ヨーガ専攻 博士課程(Ph.D)研究生(看護師/保健師) 〕
ワークショップの詳細・ご予約はこちら
https://yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_yoga.html#main
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=2025年ワークショップ
お盆のワークショップ募集を開始しました
――――――――――――――――――――――
学び、そして休養する森へ。
夏のワークショップのお申し込みを受付中です。
ーーーーー
ヴォイスワーク & アレクサンダー・テクニーク
~からだを通していのちの響きを聴く~【空室わずか】
声は、私たちの『いのちの音』です。
身体を楽器として響き出すその『音』は、聴くひとに、
私たちの存在のありかを伝えるのです。
心と身体を開くとき、声は澄んで響きを増し、
より深くあたたかいつながりを
、世界との間にもたらします。
2025年6月12日(木)~15日(日)〔3泊4日〕
講師:鈴木重子、安納献
くわしくはこちら
https://www.yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_alexandertechnique.html#main
ーーーーー
「残照、いのちの在処」
~ 三日間のアートリトリート ~【空室わずか】
しんと森をぶらぶらあるく
空には雲がゆっくりと流れていく
いのちにやさしく射す杜の光り
“わたし”を映し移しとったおおきな和紙が
きもちよさそうに泳いでいる‥
何ひとつ加えないとしても、その存在はすでに完全
わたしはもっとやさしくなれる気がする
2025年6月27日(金)~29日(日)〔2泊3日〕
津山文子(アトリエBambini)
くわしくはこちら
https://yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_art.html#main
ーーーーー
YOJOEN 夏の森にすまう
中房渓谷のそば、渓声が絶え間なく
聴こえてくるその森にただ、シンプルにくらしましょう。
「自然は私たちに語りかけている。耳を傾ければ、答えはそこにある。」(ヘンリー・デイヴィット・ソロー)
2025年7月19日(土)~21日(月・祝)〔2泊3日〕【キャンセル待ち】
2025年8月1日(金)~3日(日)〔2泊3日〕【受付中】
くわしくはこちら
https://yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_mori.html#main
ーーーーー
森のデトックス2025・BON!~ともに手放す、軽くなる、~
連休の喧騒から離れ、私だけの森の小部屋へ。渓谷のさわやかな風につつまれて、
清流に身を浸し、軽く軽く、飛び立つように解き放たれて。3泊を半断食、最後の1泊は養生食のお膳をご用意して、
無理なく回復食へ導きます。
2025年8月9日(土)~13日(水)〔4泊5日〕
くわしくはこちら
https://yojoen.com/workshops/detox.html#main
ーーーーー
からだと対話する、森の時間
からだと心の緊張がほどけたとき、ひょっこりと顔を出す、わたしも知らない「わたし」。心地良く、ただそこにいるわたし。
からだと心。切っても切り離せないこの関係。からだと心が緊張から解き放たれたとき、わたしは わたしとつながる。
そんな体験をこの森のなかで。
2025年8月15日(金)~17日(日)〔2泊3日〕
案内人:蒲池 由香
くわしくはこちら
https://yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_body.html#main
――ーーー
Art of Movement
アダム・ベンジャミン ダンスワークショップ
アダムは障害の有無、民族、性別、年齢など、
さまざまな差異を超える
インテグレートダンスーーー個性を尊重しながら統合する
ダンスのパイオニア。
彼のワークショップは、固定された価値観から人々の心を解き放ち、
創造することそのもののよろこびをもたらしてくれます。
2025年10月11日(土)~13日(月•祝)〔2泊3日〕
講師:アダム・ベンジャミン
通訳:ベンジャミン・たまみ(旧姓 福田たまみ/元養生園スタッフ)
くわしくはこちら
https://www.yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_adam.html#main
------
くわしくはこちら
https://www.yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_mori.html#main
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=お久しぶり!子どもたちのワークショップです
――――――――――――――――――――――
すきとおった風がざあっと吹くと、山猫がきっと手紙をとどけてくれるでしょう。
《かねた一郎さま 九月十九日あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。 山ねこ 拝》宮沢賢治『どんぐりと山猫』光原社 1924年
これから大人になっていく子どもたちへ、それはある日風が運んでくる香りで
思い出すかもしれません。ある日雨上がりの公園を歩いていると視界の奥にふと浮かび上がってくるかもしれません。
辛くなった時にはこころの奥底にある
その大事な何かを取り出してみてください。
久しぶりの子どもたちのためのワークショップです。
今回はキャンプではありません。食事はスタッフと子どもたち一緒に作ります。
事前にお子様への説明をお願いします。
——–
朝起きたらお部屋を掃除しましょう。畑に行って、食べ物を採ってきて食事を作りましょう。薪を割ってお風呂を沸かしましょう。時間があまれば読書をするのもいいかもしれません。釣りに出かけるのもいいですね。もしかしたらとっても退屈かもしれません。もしかしたらとっても忙しいかもしれません。ここにあるのは養生園での森のくらしです。そして、そんなくらしの風景が子どもたちの原体験になればいいなと願っています。
(案内人・福田太志より)
ーーーーー
ひまとたいくつな森のくらし
~黄金(きん)のどんぐりをもち帰る~
日程:2025年7月25日(金)~27日(日)〔2泊3日〕
対象:小学校4年生から高校3年生くらい
くわしくはこちら
https://yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_kodomo.html#main
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=『森のくらしのボランティア』募集
――――――――――――――――――――――
穂高養生園では、
日々のくらしでかかせない仕事があります。薪を割ったり、畑の草刈りをしたり、
森の伐採や整備をしたり、ちょっとした何かを修理したり。
とっても地味ですが、
森のくらしを支える大切なことばかりです。
目まぐるしい日々にちょっとブレーキを踏んで、森の静寂のなかでおもいきり汗を流し、心と身体をアクティブに休ませるような
時間を過ごしてみませんか。
--–期間:3泊~1週間程度生活について:食事と部屋(1人部屋)はスタッフと同じものを提供します。働く時間:朝から夕方まで、体力に合わせて。具体的な作業例:薪割り、機械を使った草刈り作業、畑仕事、森林整備(倒木の整理や草刈り、石積みなど)、木工作業(木工は経験者のみ)--–※単純な外仕事(力仕事)が多いので一人でおこなってもらう場合もあります。
応募方法:メールで簡単な自己紹介文とご希望の期間を添えて、
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
=編集後記
――――――――――――――――――――――
先日、わが家の田植えをしました。
合間の休憩でぼんやりしていると
大きな鳥の羽が空から落ちてきて
その周りで鳥が2羽、パタパタ飛び回っていました。
くるんくるんとらせんを描きながら落ちてくる
1枚の羽、その周りできゃっきゃと
遊んでいるように見える2羽の鳥。
鳥も遊ぶのか。
鳥たちは、田んぼのとなりにある
じゃがいもの土寄せをした畑から
にょろんと出てきた虫を目当てに
あつまってきてたみたい。
虫をついばんで
おなかいっぱいになったら羽で遊ぶってか。
今夜はどこで眠るのだろう。
きっと平穏だけではない鳥たちの日常の一瞬を
ちょっと共有してもらったような気がして
不思議とみたされた気持ちになったのでした。
ところで、
最近、里の家の看板のところにある
シジュウカラの巣箱を
近所のねこちゃんが狙っているのですが
巣箱のある木にとげとげを巻いてなんとか
ねこちゃんにはご遠慮いただけたみたいです。
よかったよかった。
巣箱のなかから聞こえるひなの声も
日に日に力強くなってきました。
来園の際には耳をすませてみてください。
(kumi)
■■■ホリスティックリトリート穂高養生園■■■
〒399-8301長野県安曇野市穂高有明7258-20
穂高養生園:www.yojoen.com
おうちYOJOEN:www.ouchi-yojoen.com
MAIL: info@yojoen.com
*引用、転載を希望する方は、ご連絡ください。
Copyright(c) hotaka yojoen All Rights Reserved.
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
いつもご愛読いただきありがとうございます。
メールニュースへの登録されたい方は、
こちらから可能です。
https://reservation.yojoen.com/contact/#mailnews