ひまとたいくつな森のくらし
〜黄金(きん)のどんぐりをもち帰る〜
*このワークショップは小学校4年生から高校3年生くらいを対象としています。
すきとおった風がざあっと吹くと、
山猫がきっと手紙をとどけてくれるでしょう。
《かねた一郎さま 九月十九日
あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
あした、めんどなさいばんしますから、
おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。
山ねこ 拝》
宮沢賢治『どんぐりと山猫』光原社 1924年
これから大人になっていく子どもたちへ、
それはある日風が運んでくる香りで思い出すかもしれません。
ある日雨上がりの公園を歩いていると
視界の奥にふと浮かび上がってくるかもしれません。
辛くなった時にはこころの奥底にあるその大事な何かを取り出してみてください。
久しぶりの子どもたちのためのワークショップです。
今回はキャンプではありません。
食事はスタッフと子どもたち一緒に作ります。事前にお子様への説明をお願いします。
——–
朝起きたらお部屋を掃除しましょう。
畑に行って、食べ物を採ってきて食事を作りましょう。
薪を割ってお風呂を沸かしましょう。
時間があまれば読書をするのもいいかもしれません。
釣りに出かけるのもいいですね。
もしかしたらとっても退屈かもしれません。
もしかしたらとっても忙しいかもしれません。
ここにあるのは養生園での森のくらしです。
そして、そんなくらしの風景が
子どもたちの原体験になればいいなと願っています。
くわしくはこちら
https://www.yojoen.com/workshops/ws2025/ws25_kodomo.html#main