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2020/10/23(金)-25(日)小菅昌子のパステルワークショップ
~赤・青・黄 三つの色の体験~

その絵に出会った時、
うつくしい色の世界に引き込まれて
こころはおだやかに解放され、あたたかい気持ちになるでしょう。

「アトリエルピナス」を開く小菅昌子さんは、
3原色のパステルの粉を脱脂綿につけて描く独自の方法で
老若男女さまざまな人たちと一緒に描くことを楽しんできました。

今回のワークショップでは、
絵を描くのがはじめての人も、絵に苦手意識がある人さえも
かんたんに、そして心地よく描くことができるこの方法でゆるやかに描き、最後にそれを綴じることで1冊の絵本をつくります。

秋深まる紅葉の森の中、
秋の日差しのぽかぽかぽかと入る森のホールで
うつくしい色に包まれて。

描くことであたたかな気持ちになってゆくような
そんな時間を過ごしませんか。

=小菅昌子さんよりメッセージ=

日々の生活の中で、芸術的な時間をもつことは、毎日の食事を摂ることと同じように必要なことです。美味しい食事と、森の空気。そして、自分で創り出す美しい色。
誰もが楽しめる3つの色のパステルは、きっとこころの栄養になってくれるでしょう。

日程:
2020年10月23日(金)~25日(日)[2泊3日]
参加費:
49,000円(2名1室、1名あたり)
(相部屋はご用意しておりません。おひとりでご宿泊の方は個室料金+6,000円を頂戴します。)
講師:
小菅昌子(アトリエルピナス)
対象:
大人(18歳以上)
宿泊棟:
森エリアまたは里の家
定員:
12名程度
  • ※参加費は10%税込。宿泊費、食費、プログラム参加費、ハイシーズン料金のすべてを含みます。
  • ※ゆっくりと養生園の滞在を楽しみたい方には前泊・延泊がおすすめです。新棟、里の家ともに1泊~可能です。

スケジュール

1日目

■13時
チェックイン・温泉入浴
■15時
パステル 虹の体験 三つの色の体験
■17時半
夕食
■19時
晴れていたら星空を見てから~フォルメン線描~

2日目

■8時半
少しのじかん森を歩く
■9時~10時
パステル 三つの色
■10時半
朝食
■12時
パステル 三つの色
■15時
リラクゼーションタイム(セラピー・入浴)
■17時半
夕食
■19時〜20時
~フォルメン線描~

3日目

■8時30分~10時
絵本の表紙作りと製本
■10時半
朝食
■12時〜13時
シェアリング/解散
  • ※天候などの都合によりスケジュールが変更になる場合がございます、ご了承下さい。
小菅昌子

講師プロフィール

小菅昌子

1978年 武蔵野美術学園油彩科修了
1988年 子育ての最中、シュタイナー教育に興味を抱いて受講した臼田さかえ氏の「教育芸術」クラスで3原色による水彩画に出会う。赤・黄・青の色が画面の中で重なり、無限の色を生み出していくことに魅了され、描き続ける。
1993年 神経科クリニック「こどもの園」のデイケアでシュタイナー教育に基づく絵画講師を依頼される。そこで出会った一人の男の子に「水彩の色がにじんで広がっていくのが怖い」と言われたのをきっかけに、素材をパステルに替える。3色を選び出し、色の粉を柔らかな脱脂綿に付けて広げて描く方法を考案する。2・3人の参加者しかいなかった絵画の時間に、小学生から高校生、スタッフたち20人ほどが集まって楽しむようになる。
1998年 越谷市で初めての「精神障がい者のための小規模作業所」設立に協力し、指導員となる。
2000年 精神の病をもつ人達の職場の必要性を痛感し、「アトリエルピナス」を個人営業として開設する。
2001年 パステル画の技法書『響き合う色』(共著)を「アトリエルピナス」から出版する。
その後、『響き合う色』は3部作となって重版している。
2003年にアトリエで出版した自著『時を描く線』は、シュタイナー教育の「フォルメン線描」を基礎にしている。この本を参考にした『トラウマからの解放』田上洋子著が2020年に現代書館から出版される。
銀座「教文館」、築地「聖路加画廊」、年末恒例の自由学園「明日館」のアトリエルピナス展では、多くの人が3色のパステル画を体験し、各地域で広めている。
現在、スタッフはそれぞれの個性に合った職場へと飛び立ち、アトリエは次の段階へと進んでいる。
アトリエルピナスHP arrow_righthttp://www5f.biglobe.ne.jp/~Alupinus/