2021/9/30(木)~10/3(日)
アレクサンダーテクニーク&ヴォイスワーク
~からだとこころを癒やし、声を通して自分の存在の響きを見つけるためのワークショップ~
緊張を手放し、本当にこころをひらくとき、声は澄んで深くなり、からだは解放され、 自分と世界との間に、深く新しいつながりをもたらします。
様々なヴォイスワークとアレクサンダー・テクニークを学び実践されているヴォーカリストの鈴木重子さんを迎え、こころとからだの緊張を手放し、身体という楽器の響きの可能性を探求します。ナチュラルで深く、存在感のある、そのひとの「本当の声」を、共に探していくワークショップです。アレクサンダー・テクニークを紹介し、歌うこと、声を使って表現することのためのエクササイズやレッスンも行います。
- 日程:
- 2021年9月30日(木)〜10月3日(日)〔3泊4日〕
- 参加費:
- 118,000円(個室料金込み)
- 講師:
- 鈴木重子 安納献
- ※参加者は12名程度、宿泊は森エリアまたは里の家です。
- ※10%税込。宿泊費、食費(1泊あたり2食)、プログラム参加費、繁忙期料金のすべてを含みます。
- ※2人連れ(2名1部屋)でご参加いただく場合は、1名あたり9,000円を参加費より割引いたします。
※定員に達したため、キャンセル待ち受付となります。
アレクサンダー・テクニークとは
アレクサンダー・テクニークとは、「こころとからだの使い方」を見直すためのメソッドです。自分で自分のじゃまをしている不必要な思い込みや癖、緊張に気づき、それをやめていくことで、こころとからだを解放し、その人本来の楽さ、自由さを取り戻します。
重子さんに聞いてみました~本当の声ってどんなもの?~
声を出すことは、自分の存在の響きを自分自身と世界に送ること。
それは、私たち自身に、深い安らぎと安心を与え、人生の意味や、自分の本当の気持ちを教えてくれます。
コロナウィルスの影響で、先行き見えにくい、この状況の中で、自分の声を見つけ、周りの声に耳を傾けることは、私たち自身のいのちのありか、人生の意味を、もう一度見つけ直すことでもあります。
「本当の声」ということばで、私は、よどみなく深く静かな、そのひと自身の「存在」に近い響きを思い起こしてもらおうと願っています。
例えば、鐘が鳴るのは、鐘が空中で自由に振動できるからですよね。もし、側面を手で押さえてしまったり、中に詰め物をしてしまったりしたら、鐘は鳴らなくなってしまいます。同じように、こころのなかに、恐れや葛藤、表現を許されていない何かがあると、からだは緊張します。すると声を出す楽器でもあるからだは、振動できる自由を失い、声はくもったり、とどこおったりしてしまうのです。
こころとからだの緊張をとり除くことで、からだはふたたび、響きを取り戻し、流れ出す声とともに、いま、ここにいる、ありのままの自分とつながることができるようになるのです。
ワークショップスケジュール
※スケジュールは、若干変更する可能性がございます。
1日目
- ■13時半
- チェックイン・入浴・宿泊棟へ移動
- ■17時半
- 夕食
- ■19時~21時
- オリエンテーション・レッスン1
2日目
- ■8時半
- 森林散歩
- ■10時半
- 朝食
- ■12時~15時半
- レッスン2
- 入浴
- ■17時半
- 夕食
- ■19時~21時
- レッスン3
3日目
- ■8時半
- レッスン4
- ■10時半
- 朝食
- ■12時~15時半
- 自由時間
- 入浴
- ■17時半
- 夕食
- ■19時~21時
- レッスン5(ヴォイスワーク)
4日目
- ■8時半
- レッスン6(ヴォイスワーク)
- ■10時半
- 朝食
- ■12時
- シェアリング
- ■13時半
- 解散
講師の鈴木重子さんからメッセージ
あなたは、自分の声を聴いたことがありますか? あなたは、どんな声が好きですか? あなたは、どんなふうに話すとき、自分自身をここちよく感じますか? ひとのからだは、声が通るパイプのようなもの。 きれいにおそうじをして、詰まりを取り除けば、そのひと本来のいのちに満ちたひびきが流れ出します。自分自身の奥底から、真実の声で話すとき、 私たちの間には、驚くようなつながりが生まれるのです。このワークショップでは、‘からだに還る’ことで、緊張や疲れを癒し、呼吸と声を解放することによって、自分と世界の新しいあり方を、一緒に探していけたらと願っています。歌を歌われる方や、朗読をされる方はもちろん、声を通して、ふたたび自分を見つけたい、すべての方におすすめします。動きやすい服装でお越しください。読みたいもの、歌いたい歌のある方は、どうぞお持ちください。
鈴木重子(すずきしげこ)
ヴォーカリスト。いのちの響きを紡ぐ歌い手。 アレクサンダー・テクニーク認定教師。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、東京大学在学中、司法試験への挑戦を続けながら、自身の歩む道を模索。「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。 95年、メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。以後、多くの作品を発表。さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、常に自身と対峙する姿は、多くの人々から愛されている。やさしく力強い、澄んだ歌声は、聴き手のこころを静かな場所へといざ なう。1999年より、アレキサンダー・テクニークを、国内はもとよりイギリス、スイス、アメリカ合衆国など世界中の名師に師事。さまざまなヴォイスワークやボディワークを学ぶうちに、からだとこころ、そしてひとや自然との関係に目覚める。音楽のみならず、ワークショップやセッションを通じて、「ここちよい生き方」を分かち合っている
Facebook
https://www.facebook.com/ShigekoSuzukiOfficial
安納献(あんのうけん)
国際基督教大学卒。心と体のつながりを扱う実践的な手段としてアレクサンダー・テクニークに興味を持ち、2001年より学び始める。2006年アレクサンダー・テクニーク・アソシエイツ卒業。アレクサンダー・テクニーク教師養成学校ボディチャンスのプロコース・トレーニング・ディレクター。舞台や合唱の経験から、パフォーマンスやコミュニケーションへのアレクサンダーテクニークの応用に関心を持つ。非暴力コミュニケーション(NVC)の認定トレーナーでもある。