朝、山々に白く雲が立ちこめて
奥山の巨石をやさしく包んでいます
静かな森のすみずみまで
微細な霧の粒子が行き渡り
色とりどりのきのこたちが
そこかしこに顔をだしはじめました
街から離れ、心をととのえる森から
おたよりをおおくりします。
もくじ
=すこやかなる時も病める時も
=〔創立40周年記念〕
マリリン・ヤングバード/スウェット・ロッジWS
=朝、一緒に瞑想しませんか
=2026秋のワークショップ
=森を歩けば~あたらしい森林浴
=てんやわんや「穂高養生園の本をつくる」現場から
を編集後記にかえて
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=すこやかなる時も病める時も
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森にでかけるといくらでも歩いて進んでいける。
秋はそんな季節です。
霧に包まれた森に朝日がさしこみはじめると
歌い出す鳥の声、虫の音。
川のせせらぎも、すべてが自分のためだけに
奏でられるBGMとして
この歩みを後押ししてくれます。
道の駅には栗や洋梨、さつまいもなどの
秋の旬も並びはじめました。
みなさんの食卓へも
おいしいお料理やスイーツに姿を変えて
登場しています。
最近、久しぶりにお会いするゲストが
長めの宿泊でいらっしゃることがあります。
そういうタイミングって
きっと、自分だけのものと思います。
養生園でのリトリートの時間をつくって
ここまで来てくれたんだなと思うと
その決意とか準備とか
さまざまなことの調整なんかを想像して
とてもありがたくて、あたりまえではないな
とおもいます。
ここでひととき共ににすごす時間を
こころから祝福したいような気持ちです。
すこやかなる時も病める時も
自分の真ん中に軸をもどすような時間を共に。
秋の養生園でお待ちしています。
〔ご予約状況〕
新棟:9/18~22 ×
新棟:9/23~ ◎
里の家:9/18 ◯
里の家:9/19~21 ×
里の家:9/22~ ◯
*連休以外については、サイトで満室表示の場合も宿泊可能な場合があります。
メールかお電話でお問い合わせください。
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=マリリン・ヤングバード
ラスト・ワークショップ in YOJOEN
スウェット・ロッジ ~浄化の儀式
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1986年に創立された穂高養生園は、
今年で40年目の節目を迎えました。
40周年の記念に企画したのは、開園してまもなくより、
ネイティブアメリカンのメディスンウーマンでもある
マリリン・ヤングバードを迎えて20年以上にわたって行ってきた
スウェットロッジのワークショップ。
ネイティブアメリカンがはるか昔からおこなってきた
この浄化の儀式は、イニーピー(子宮回帰)とよばれる
テントのなかでおこなわれます。
参加者がイニーピーのなかで輪になって座り、
中央の穴に熱々に熱した石を積み上げることから
儀式ははじまります。
アカヤナギの皮とタバコの葉を混ぜた聖なるタバコが回され、
儀式の成功を祈ると、熱々の石には水がかけられ、
発生した熱波と蒸気のなかで儀式は続いてゆきます。
今回、マリリンと共にスウェット・ロッジをおこなうのは15年ぶり。
養生園にマリリンを迎えることができるのは
おそらくこれが最後です。
ともに最後の祈りをささげ、ともにつながりませんか。
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わたしは風に感謝します。
わたしは雲に感謝します。
わたしはいつも一緒にいてくれる木に感謝します。
わたしは雪に感謝します。
わたしはすべての国のわたしの兄弟姉妹に感謝します。
地上を這う、そして地中を這う兄弟姉妹、そして彼らの国に。
水のなかに住む者、哺乳類や魚の国の兄弟姉妹に。
そしてわたしたちと同じ2本足で立つ者に。
この地球上の東と西と北と南にあるすべての国に感謝します。
わたしの黒い兄弟姉妹に、赤い兄弟姉妹に、
黄色い兄弟姉妹に、そして白い兄弟姉妹に感謝します。
すべての人々のこころが平和で満たされますように。
そしてこの聖なる時に愛が訪れますように。
これがわたしの祈りです。
おじいちゃん、おばあちゃん、ホーミタクヤセン。
わたしたちはみなつながっています。
(マリリン・ヤングバード)
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マリリン・ヤングバード
ラスト・ワークショップ in YOJOEN
スウェット・ロッジ ~浄化の儀式
日程:下記のいずれかをお選びください。
A日程 2026年11月19日(木)~21日(土)〔2泊3日〕
B日程 2026年11月22日(日)~24日(火)〔2泊3日〕
案内人:マリリン・ヤングバード、ベンジャミン・デムコ
宿泊:新棟または里の家
くわしくはこちらをぜひご一読ください。
https://www.yojoen.com/workshops/ws2026/ws26_sweatlodge.html#main
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=朝、一緒に瞑想しませんか
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朝の瞑想プログラム
こんにちは、スタッフのみかです。
9月に入ってからずっと雨。
楽しみにしていた山登りにも行かれず、鬱々としがちですが、
そんな日は瞑想すると、「雨は雨。雨もまたよし」、
なんて思えてくるから不思議です。
瞑想と聞くと、無になるとか、悟りをひらくとか、
そんなことをイメージする方もいると思いますが、
朝の瞑想プログラムでお伝えしているものはとてもシンプル。
呼吸を観察するという、瞑想の準備体操みたいな瞑想法です。
でもこれが一筋縄ではいかない。
えいやっと気合を入れて呼吸に集中するやいなや、
心はお散歩にでかけます。
モンキーマインドとはよく言ったもの。
暴れまわる思考を鎮めることの大変さと言ったら。
大切なのは、忍耐強く、
あきらめずに呼吸に戻り続けることです。
練習すると、少しずつですが、自分の呼吸が見えてくる。
息とは「自らの心」と書くように、
呼吸に気づき始めると、心の状態まで見えてくるから面白いのです。
自分のことって、分かっているようで実はあまりわかっていません。
人に指摘されるとカチンとくるようなことも
自分で気づいてしまうと、逃げも隠れもできない。
「はいはい、それが私ね、私のくせなのね」と認めざるを得ません。
この「気づき、受け入れる」ということができればしめたもの。
そうするといつの間にか心は落ち着き、
荒々しい呼吸は鎮まってきます。
呼吸が先か、心が先か ― 卵か鶏か、みたいな話ですが。
心の状態と呼吸は連動しているのです。
私が初めて10日間の瞑想プログラムに参加した時に感じたのは、
「あー、自分とは一生つきあっていかなければならないのだなぁ。
自分からは逃げられないのだなぁ」ということ。
であれば、自分と向き合う、自分のことを知ってあげるって
全人生かけて取り組んでもいいぐらい
大事なことなんじゃないかと思いました。
そのひとつの方法として、瞑想は実践的でとても役に立ちます。
今年の夏、慣れ親しんだ原生林が大きくその姿を変えました。
すべてのものは刻々と形を変え2度と同じには戻らないという
当たり前の現実を大きな衝撃をもって突き付けられました。
朝に瞑想することは、2度とはもどらない
今日1日、今の瞬間をどの様なこころで過ごすか、
静かに自らと対峙する時間です。
朝、一緒に瞑想しませんか。
(みか)
◎朝の瞑想会:毎週木曜6:30~
*開催は不定休です。
◎朝のヨーガ:毎週火・木・土曜8:20~
*木曜は他のプログラムになるときがあります。
◎新棟では、秋の色が深まる10月下旬に
呼吸法と瞑想のワークショップも開催します。
瞑想したいけど、なかなかうまくいかない、
そんな方にもおすすめです。
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伝統的ヨーガ入門2026〔受付中〕
~呼吸法から深い瞑想の世界へ~
10月23日(金)~25日(日)〔2泊3日〕
*続けて、10月25日(日)~2泊3日の研究編が実施されます。
講師:相方宏・秀子
滞在:新棟(1人部屋)または里の家(2人部屋)
*2人部屋はキャンセル待ちです。
https://yojoen.com/workshops/ws2026/ws26_aikata_autumn.html#main
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=2026秋のワークショップ
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秋のワークショップを募集中です。
共に集い、実験しながら実践する、学びの場へ。
はじめての方もぜひご参加ください。
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ほんとうの声~〔空室わずか〕
繊細なひとが、声を通して自分の存在を見つけ、
養うためのワークショップ
10月31日(土)~11月3日(火・祝)〔3泊4日〕
講師:鈴木重子、安納献
ご宿泊:森エリア・里の家(WSは木と人ホール等で実施予定です)
https://yojoen.com/workshops/ws2026/ws26_alexandertechnique.html#main
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Art of Movement2026〔受付中〕
アダム・ベンジャミン ダンスワークショップ
11月6日(金)~8日(日)〔2泊3日〕
講師:アダム・ベンジャミン
通訳:ベンジャミン・たまみ(旧姓 福田たまみ/元養生園スタッフ)
宿泊:新棟(1人部屋)または里の家(2人部屋)
https://yojoen.com/workshops/ws2026/ws26_adam.html#main
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ワークショップの詳細はこちら
https://yojoen.com/workshops/index.html
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=森を歩けば~あたらしい森林浴
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森を歩くと、いろんな音、形、色、においを発見します。
たとえば今日、自然菜園の横の道を歩いて
こんなものを見つけました。
キリギリスの声、コオロギの声。蝉の声(まだ蝉がいるんだな)。
一定のリズムで聞こえる自分の足音。
ふと立ち止まった時の静けさ。
小川からきこえる水の音。
すすきの穂が、出始めたときの赤。
つゆくさの薄い青。
群生しているエノコログサ(猫じゃらし)のふわふわ。
日に透けて黄金色。かつらの甘い香り。
本能的な楽しみがつまっているのが、森の散歩です。
はだしで歩くと、足の裏からの温度やちくちくした感覚が
感じられて、もっとおもしろいです。
そうやって感覚に集中していると、
自然の中の時間の流れと自分の思考の流れが
ちょっとずつシンクロして、
落ち着いて静かな気持ちになります。
森の散歩がおもしろいのは、
私も自然も生きているからだと思います。
同じ道でも、違う日に散歩すると違うことを発見します。
私も日々変わり、違う人がみれば、違う感じ方をします。
そういう、セッションのような、
毎回何があるかなという楽しみがあるのです。
養生園のキトヒトの森には、5種類以上のモミジがあります。
10月には栗も落ちているかもしれません。猿の大好物です。
大きな朴の葉も落ちる季節です。
火であたためるとよい香りがします。
その日、その時の自分で、
森に出会う楽しみをご一緒しませんか。
お待ちしています。
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あたらしい森林浴〔空室わずか〕
~医師と歩く、つくる、森の3日間~
日程:10月10日(土)~12日(月・祝)〔2泊3日〕
案内人:落合博子(医師・森林セラピスト)
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=てんやわんや「穂高養生園の本をつくる」現場から
を編集後記にかえて
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ワークショップで集まったゲストや
編集長の服部みれいさんと一緒に
「穂高養生園の本」の編集をはじめてから
2年がたちました。
今年中の発刊を目指して鋭意編集中です。
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さて、400ページ近いこの本のほとんどのページの
ゲラ(原稿とデザインが入ったもの)が完成しました。
校正作業をすすめながら、全体のバランスや
抜けているコンテンツ、写真などがないかの
チェックをすすめています。
もちろん、養生園代表の福田さんもこのゲラを
見ていて、ここにきて再び
「養生園の陰影の部分は表現できているか?」
という問いかけをもらいました。
養生園にはたくさんのゲストがいらしていて、
開園した当初はとくにそうであったように
がんの治療中のかたはもちろんのこと、
家庭や会社のなかでののっぴきならない事情を抱えて
いらっしゃるゲストも多かったのです。
ただうつくしくととのえられた場所ではなく
そういったみなさんを受け止めてきた場所であること、
そんな陰影の部分を表現したい、
そんな問いかけでした。
これまでわたしは本のなかでできるかぎりそのことを
表現してきたつもりでしたし、
正直「え、まだ足りないのですか」
という気持ちにもなったのですが、、。
本にはふんだんに写真が登場するものの
文字量も膨大です。
養生園のレシピ本はあったのですが、
リトリート施設としての穂高養生園を
書籍で表現するのは40年目のはじめて。
その陰影を、濃く暗くはなりすぎずに言葉でちりばめる
ということはとても難しいんですよ、福田さん。
どうにかいいおとし所がみつかりますように。
福田さんにも自身のインタビューページなどで
もっとその辺を丁寧に伝えてほしいとも思っています。
半分愚痴みたいに聞こえたかもしれませんが
本の編集は大変なぶん、
とてもおもしろくてすてきです。
変化していくものごとを
文字とデザインにして紙に焼き付けること。
荒々しく変化していくここ最近の
世の中であるからこそ
それがしみじみと大切なことにおもえるのです。
すべてのゲラをながめていると、
我々ながら、すごい本になってきたとおもいます。
*
さてさて、養生園創立40周年の
マリリンのスウェットロッジ。
原生林の浄化が起こり、
「祈りたい」
そんな気持ちが期せずして、私たちスタッフのなかでも
高まったタイミングでの開催になりました。
私にとってもマリリンのスウェットロッジは
初めての体験です。
今までに参加された方も、初めての方も
一緒に祈り、ひとつにつながるじかんを
たのしみにしています。
(kumi)
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〒399-8301長野県安曇野市穂高有明7258-20
穂高養生園:www.yojoen.com
おうちYOJOEN:www.ouchi-yojoen.com
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